China News Letter

オーストラリアの火災被害木の中国向け輸出協議開始

昨年9月から発生したオーストラリア山火事は蔓延し、被害面積が既に3万km2にのぼった。被害木は早期に処分する必要があり、中国-オーストラリア間で火災被害木の貿易についての協議を始めた。これについて上海木材協会針葉樹専門委員会にヒアリングした結果は以下のとおり。

  • 中国の木材輸入業界は、オーストラリアの業者に対し、火災被害木の中国側埠頭での引渡し価格を70USD/m3以下にするように求めている。
  • 中国向けの火災被害木の輸出量は少なくとも200万m3であるとみられる。
  • オーストラリアは、中国の需要者に対し、火災被害木の物理的、力学的性能の検査測定報告を提出する。
  • 上海木材協会針葉樹専門委員会は中国内の輸入者、製造者、木材専門家に依頼し、オーストラリアの火災被害木の等級標準を検討、作成する。
  • 火災被害木のテスト輸入を5月初旬に行い、本格的な輸入を5月下旬になる見通しである。

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